神経変性を捉えるATNフレームの最終ピース

製品概要

本製品は、神経変性を反映する血中バイオマーカー
NfL(Neurofilament Light chain) を測定可能なELISAキットとして現在開発中です。

NfLは、神経細胞のダメージに伴い血中に放出されるタンパク質であり、
神経変性の進行度を定量的に評価できる代表的マーカーとして注目されています。
 

ATNフレームにおける位置付け

NfLは、アルツハイマー病診断の国際標準であるATNフレームにおいて、

  •  A(アミロイド)
  •  T(タウ)
     

に対し、
 

  •  N(神経変性)
     

を担う中核バイオマーカーです。

当社は本製品の開発により、
ATN(A・T・N)全領域をカバーする測定基盤の構築
を目指しています。
 

開発の意義

これまでの測定環境では、

  • 病因(A・T)の評価は可能
  • 進行度(N)の定量評価が限定的

という課題がありました。

NfLへの対応により、

  • 神経変性の進行評価
  • 疾患ステージの把握
  • より包括的なバイオマーカー解析

が可能となります。
 

差別化ポイント

差別化ポイント ATNフルカバレッジの実現

本製品の開発により、当社は

  • A(アミロイド)
  • T(タウ)
  • N(神経変性)

すべてに対応する測定基盤を構築します。

➡単一マーカー企業との差別化
 

プラットフォーム戦略との連携

NfL ELISAキットは、

  • 既存ELISAラインナップとの統合
  • 全自動ELISA装置「KI-ZA-SHI」との連携

により、測定の自動化・標準化を推進します。
 

全自動ELISA装置「KI-ZA-SHI」
拡大
全自動ELISA装置「KI-ZA-SHI」

開発状況

  • 現在:開発段階
  • 対象:研究用途(RUO)
  • 発売予定:2026年末
     

事業的意義(IRポイント)

本製品は、

  • ATN戦略の完成
  • 高付加価値マーカー領域への拡張
  • 中長期的な収益拡大

を担う、戦略的開発プロジェクトです。
 

この製品が意味するもの

NfLへの対応は、単なるラインナップ追加ではなく、
「診断の完成度を一段引き上げる」ための基盤強化
です。

ATNを完成させる、神経変性マーカー