- 裏面のみの熱処理により、表面に熱ダメージを与えません。
- 2波長レーザアニールにより、アニール深さを1~10μmの範囲でコントロールが可能。
- 連続発振レーザと、回転テーブルの組合せにより、高スループットを実現。
2波長レーザアニール
- Siに対する光の侵入深さは、波長に依存します。
- 侵入長が約1μmと約10μmのレーザを同時に照射することにより厚さ100μm以下のSiウェーハに対しても、
レーザ非照射面の温度を100℃以下に保ったまま、レーザ照射面の深さ数μmの領域をドーパントの活性化に必要な
温度まで昇温することが可能です。
1.裏面のみの熱処理
グリーンレーザーとLDの、2種類のレーザが搭載されており、それらを同時照射することにより、以下の特性が得られます。
- 約10μm以下深さで、種々の不純物プロファイルの活性化に対応。
- 100μm厚以下のウェハ処理が可能。
- 裏面アニール時の表面温度を100℃以下に保持。
2.高スループットプロセス
- CW グリーンレーザー(波長532nm)とCW半導体レーザ、線速度一定制御の回転ステージにより、
表面を低温に保持したまま、高スループットで裏面数μmの活性化アニールを実現します。
- 世界初のSiC裏面電極オーミック化専用装置。
- 豊富なパラメータで開発・試作にも対応。
- 高い安定性・再現性・スループット、低ランニングコストで量産を支援。
- SiC裏面電極に用いられる各種金属層のオーミック化。
オーミック化 | コンタクト抵抗値:10~{-4}~10~{-6}Ωcm~{2} |
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高スループット | 5枚/時間 ※6インチウェーハ |
レーザ非照射面の温度上昇抑制 | 120℃以下 |
豊富なパラメータ | 多様な電極仕様に対応 |
高精度な領域アニール | 任意サイズのウェーハ小片~6インチに対応 |
ランニングコスト | 低ユーティリティコスト |
対応ウェーハサイズ | 小片~6インチ |
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対応ウェーハ厚さ | 100μm以上 |
ウェーハアライメント | 画像認識・エッジ検出・パターン検出・オートフォーカス装備 |
光学管理 | レーザパワーメータ搭載、ビームプロファイラー |
ウェーハ受け渡し機構 | リフトピン |
アニール雰囲気 | 大気(清浄度クラス1000対応)またはN₂ |
安全対策 | フルカバー・インタロック |
基本サイズ(mm) | W2100×D1400×H2000(コントロール・電装・付帯含む) |
- 薄ウェーハ対応(100μm未満~50μm)
- 自動搬送
- 非接触ウェーハ保持機構(ロボットハンド)
- 清浄度スペックアップ
- CIM対応
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